Art Autonomy Network [AAN]は、美術館や商業画廊や貸画廊とは異なる領域を基盤として小規模ながら充実した芸術活動を行う日本各地の個人や団体を、アート・アーカイヴ（芸術活動に関する資料）の収集と公開によって支援し、また国際的な視野で芸術活動推進のためのシステム開発・提言を行うことにより、日本における芸術活動の基盤整備と発展に寄与することを目的に、2005年に設立されました。 国内外で広がりをみせている自発的な文化施設やアート活動を組織するグループを、芸術の自律性を意味する「アート・オウトノミー」と捉え、それらの活動が交流を深めながら、しなやかにつながる国際的・総合的なネットワークを形成します。
活動内容／activity
AANは以下の４つを軸にして活動しています。最近の活動に関しては最新情報をご覧ください。
アート・アーカイヴ
| 近年、オルタナティヴ・アートシーンの活動が注目を集めているにも関わらず、その活動資料は 書籍化されないものもの多く、一般に入手が困難であったり、失 われやすい形状の場合も少なくありません。 AANは、そうした資料が散逸するのを防ぎ、包括的に収集することによって、日本のオルタナティヴ・ アートシー ンに関する総合的な情報提供を目指します。 収集資料はAAN事務所にて公開し、またウェブ上で データベースを提供します。 |
ラウンドテーブル
| AANが目指す“自律性をもって独自の活動を行う芸術組織”に焦点をあて、現場に関わる運営者や企画者、 アーティストたちを交えて、意見交換や様々な人達と出会う場を作り出します。 |
AANスタディーズ
| より多くの人々にアート・アーカイヴや自律性をもった芸術組織への理解を深め親しんでもらうために、 また芸術活動に取り組む組織や個人と問題を共有し支援するために、ワークショップやレクチャー、 勉強会等のプログラムを提供していきます。 |
ビデオ・コレクション
| 国内外の各芸術組織や地域ごとに取りまとめた映像作品をビデオコンテンツ化し、収集していきます。 このビデオ・コレクションを様々な場所に提供することで、各地域や組織の芸術活動を紹介します。 |
